「NISAを始めたいけれど、何を買えばよいかわからない」「今の資産配分で老後資金は足りるのだろうか」「金融商品の購入を勧められるのではなく、客観的な意見を聞きたい」――資産運用について、こうした悩みを抱える方は少なくありません。
そんなときに検討できる相談先の一つが、金融商品の販売ではなく、アドバイスの提供を中心とする「オンアド」です。
この記事では、オンアドの特徴や相談内容、過去に公表された料金、無料ガイダンスと有料相談の違い、口コミ・評判の確認方法、利用前の注意点を詳しく解説します。
なお、過去の公表資料に記載されたサービスと、現在申し込めるサービスが同じとは限りません。料金や受付状況は必ず最新の公式案内で確認してください。
オンアドとは?資産運用とライフプランの相談サービス
オンアドは、株式会社オンアドが提供してきた資産運用・ライフプランに関する投資助言サービスです。
同社は2022年1月、野村ホールディングス、千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行の4社による合弁会社として設立されました。
社名には「online advice(オンライン・アドバイス)」と「only advice(オンリー・アドバイス)」という意味が込められています。
一般的な金融商品販売サービスと異なり、金融商品そのものを販売せず、相談者への助言を提供することを特徴として公表しています。
オンアドの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オンアド |
| 設立 | 2022年1月 |
| 主な事業 | 投資助言業務、ライフプランに関する助言など |
| 特徴 | 金融商品の販売ではなく助言を中心に提供 |
| 相談テーマ | 人生設計、資産形成・運用、資産承継など |
| 相談方法 | オンラインを中心としたサービスとして案内 |
| 金融商品取引業者登録 | 関東財務局長(金商)第3322号 |
| 加入協会 | 一般社団法人日本投資顧問業協会 |
| 公式サイト | www.onad.co.jp(現在の掲載内容・受付状況は要確認) |
※会社情報は公表資料に基づくものです。現在のサービス提供状況を保証するものではありません。
金融商品を販売しない相談サービスとは
銀行や証券会社では、金融商品の購入や口座開設と合わせて相談するケースがあります。
一方、オンアドは金融商品の販売を行わない助言サービスとして案内されてきました。
例えば「どの投資信託を買うか」を決める前に、次のような点を整理できます。
- 老後や教育費など、将来いつお金が必要になるか
- 生活費として預貯金をいくら確保するか
- 投資による値下がりをどの程度受け入れられるか
- 株式・債券・預貯金などをどう組み合わせるか
- 現在の運用方法を見直す必要があるか
ただし、商品を販売しないからといって、助言の内容が必ず正しいとは限りません。最終的な投資判断は利用者自身が行う必要があります。
資産運用の計画が重要な理由
老後の生活資金を準備するため
老後に必要なお金は、家族構成、住居費、健康状態、生活スタイルなどによって異なります。
まずは公的年金の見込額と将来の生活費を比較し、不足が見込まれる金額を把握することが大切です。
教育費など時期が決まった支出に備えるため
子どもの進学費用など、使う時期がある程度決まっているお金は、その時期から逆算して準備しましょう。
数年以内に必要になる資金を価格変動の大きな金融商品だけで運用すると、必要な時期に元本割れしている可能性があります。
物価上昇への備えを考えるため
物価が上昇すると、同じ金額で購入できる商品やサービスが少なくなる場合があります。
預貯金には安定性がありますが、物価上昇率によっては実質的な購買力が低下します。一方、投資には元本割れのリスクがあります。
大切なのは、資金の目的に応じて預貯金と投資を使い分けることです。
将来の選択肢を広げるため
資産形成は口座残高を増やすことだけが目的ではありません。住宅購入、転職、独立、退職後の生活など、人生の選択肢を広げるための準備でもあります。
オンアドの特徴とメリット
1. 状況に応じた資産配分を検討できる
資産運用には、すべての人に共通する正解はありません。
同じ年齢でも、収入、家族構成、保有資産、住宅ローンの有無、投資経験によって適切な運用方針は異なります。
オンアドの公表資料では、将来の目標やリスク許容度を踏まえたポートフォリオ設計が相談内容として紹介されています。
2. 個別の金融商品について助言を受けられる場合がある
公表資料では、資産形成・運用コースにおいて、相談者の知識や経験に応じた個別銘柄の推奨を含む助言も案内されています。
ただし、具体的な対応範囲は相談コースや契約条件によって異なります。
3. 金融商品の購入を前提としない
オンアドは商品販売ではなく助言に特化する方針を掲げてきました。
「すぐに金融商品を買いたいわけではない」「現在の運用方法について別の意見を聞きたい」という人にとって、検討できる相談形態です。
4. ライフプラン全体を考えられる
資産運用では、投資商品だけでなく、教育費、住宅費、老後資金、相続なども重要です。
オンアドの資料では、人生設計や資産承継に関する相談コースも紹介されています。
オンアドでは何を相談できる?
人生設計・ライフプラン
ライフプランシミュレーションを通じて、将来の収入や支出、必要資金を整理する相談が案内されています。
- 退職後の生活費と公的年金
- 教育資金の準備
- 住宅ローンと資産形成の両立
- 将来の大きな支出への備え
- 万一に備える資金計画
資産形成・資産運用
現在の資産配分を確認し、将来の目標やリスク許容度に応じた運用方針を検討します。
例えば株式に資産が集中している場合、債券や預貯金などを含めた分散を考えることがあります。ただし、分散投資でも損失を完全に防ぐことはできません。
NISA・iDeCoなどの制度
NISAは、一定の条件で投資による利益が非課税となる制度です。iDeCoは老後資金の形成を目的とした私的年金制度で、掛金の所得控除などの税制上のメリットがあります。
一方、iDeCoには原則60歳まで引き出せないなどの制約があります。制度のメリットだけでなく、資金拘束や利用条件も理解して判断しましょう。
資産承継・相続
オンアドの公表資料には、相続・贈与に関するシミュレーションや資産承継の相談も掲載されています。
ただし、税務申告や法律上の手続きについては、税理士・弁護士などの専門家への相談が必要になる場合があります。
オンアドの料金は?無料ガイダンスと有料相談の違い
オンアドを検討する際に特に気になるのが、相談料金です。
無料ガイダンスと、専門的なアドバイスを受ける有料相談は区別して考える必要があります。
無料ガイダンス
過去の案内では、無料ガイダンスはサービス内容や相談コースについて説明を受ける機会として紹介されています。
詳細な資産配分や個別銘柄の助言を無料で受けられることを意味するものではありません。
有料相談の料金
2022年の公表情報では、有料面談1回60分22,000円(税込)という料金が案内されていました。
これは過去の料金です。2026年10月現在の料金や個人向け受付状況を確認できたものではありません。
| 項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 無料ガイダンス | サービス内容・相談コースの説明。現在の実施状況は要確認 |
| 有料面談 | 2022年公表時点では60分22,000円(税込) |
| 相談内容 | 契約コースごとの助言範囲を確認 |
| 追加費用 | 契約条件・キャンセル条件などを確認 |
| 現在の料金 | 最新の公式案内で確認が必要 |
過去に公表された金額を、現在も利用できる料金として扱わないでください。個人向け相談の受付状況も含め、契約前に確認が必要です。
有料相談を利用する価値はある?
投資の基礎知識を学びたいだけなら、金融庁などが提供する無料の金融教育資料でも学べます。
一方、保有資産の見直しや具体的なライフプランなど、個別事情を踏まえた助言が必要なら、有料相談を比較検討する意味があります。
費用に見合う相談内容かどうかを判断することが大切です。
投資初心者が資産運用相談を利用するメリット
何から始めるべきか整理できる
投資信託や株式、債券などの違いを理解しないまま購入すると、自分に合わないリスクを取る可能性があります。
相談を通じて、投資を始める前に必要な準備を整理できます。
リスク許容度を考えられる
リスク許容度とは、投資による損失をどの程度受け入れられるかという考え方です。
年齢だけでなく、収入、家族構成、保有資産、投資経験などによって異なります。
投資の目的を明確にできる
老後資金と住宅購入の頭金では、必要な時期や適した運用方法が違います。
「何のために投資するのか」を整理することで、短期的な値動きだけに左右されにくい方針を考えられます。
第三者の意見を聞ける
すでに投資をしている人も、資産配分が特定の商品に偏っていないかなど、別の視点から見直すきっかけを得られます。
資産運用を始める前に確認したい3つの基本
1. 生活防衛資金を確保する
病気や失業、突然の出費に備える資金は、投資に回す前に確保しましょう。
必要な金額は、家族構成や収入の安定性によって異なります。
2. 長期・積立・分散を理解する
- 長期:短期の値動きだけでなく、長い期間を見据える
- 積立:一定額を継続的に投資する
- 分散:投資先や資産の種類を分ける
これらはリスク管理に役立つ考え方ですが、損失をなくす方法ではありません。
3. 手数料や税金も考慮する
投資信託には信託報酬などのコストがかかる場合があります。また、課税口座では投資利益に税金がかかることがあります。
NISAなどの制度を活用する場合も、対象商品や利用条件を確認しましょう。
オンアドの相談が向いている人・向いていない人
向いている人
- 資産運用を始めたいが何から考えるべきかわからない人
- 老後資金や教育費を具体的に計画したい人
- 現在の資産配分を見直したい人
- 商品販売を前提としない助言を求める人
- 有料相談の内容と費用を比較して判断できる人
向いていない可能性がある人
- 無料で詳細な個別投資助言を受けたい人
- 確実に利益が出る投資方法を探している人
- 投資判断をすべて専門家に任せたい人
- 相談料の負担が難しい人
専門家の助言を受けても、投資の利益は保証されません。
オンアドの口コミ・評判は?確認したいポイント
オンアドを検討するときには、実際の利用者の評価も気になるところです。
ただし、資産運用相談は相談者の状況や目的によって評価が変わるため、口コミの件数や印象だけで判断するのは適切ではありません。
公式の相談事例を確認する
オンアドでは過去に、相談内容やアドバイス例を紹介する事例が公開されていました。
自分の悩みに近い相談内容があるかを確認することは、サービスを比較する際の参考になります。
ただし、事例に掲載された結果が、すべての利用者に当てはまるわけではありません。
口コミで見るべき6つの項目
- 相談前にどのような悩みがあったか
- どの相談コースを利用したか
- 説明がわかりやすかったか
- 質問に具体的に答えてもらえたか
- 相談料に見合う内容だったか
- 投資リスクについて十分な説明があったか
「資産が増えた」という感想だけで判断しない
運用成果は市場環境、投資期間、購入商品によって変わります。
特定の利用者が利益を得たとしても、別の利用者が同じ結果を得られるとは限りません。
この記事では、出典が確認できない口コミや架空の利用者コメントを掲載していません。評判を調べる際は、情報の出典と掲載時期を確認してください。
オンアドを利用する前の注意点
投資による損失は避けられない場合がある
株式や投資信託などには価格変動リスクがあります。専門家の助言を受けても、相場下落によって資産が減少することがあります。
有料相談には費用がかかる
過去の案内では、無料ガイダンスと有料相談が区別されていました。相談を申し込む際は、現在の料金と契約条件を確認しましょう。
最終的な投資判断は自分で行う
どの金融商品を購入するか、いくら投資するか、いつ売却するかは、原則として利用者自身が判断します。
現在の個人向け受付状況を確認する
金融サービスは、料金、相談コース、受付方法が変更される場合があります。
今回確認できたオンアドの公式資料には、法人向け福利厚生サービスの案内が含まれています。そのため、過去の個人向けサービスが現在も同じ条件で申し込めるとは断定できません。
個人情報の取り扱いを確認する
資産運用相談では、収入、資産額、家族構成、保有金融商品などの情報を伝える場合があります。
申し込み前に、個人情報の利用目的やプライバシーポリシーを確認しましょう。
オンアドの相談を検討するときの流れ
ステップ1:相談内容を整理する
老後資金、NISA、現在の資産配分、相続など、何を相談したいのかを明確にします。
ステップ2:現在のサービス提供状況を確認する
公式案内で個人向け相談の受付状況、利用できるコース、料金、申し込み方法を確認します。
ステップ3:必要な情報を準備する
- 毎月の収入と支出
- 預貯金や保有金融商品の概要
- 住宅ローンなどの借入状況
- 今後予定している大きな支出
- 将来の資金目標
- 投資経験とリスクに対する考え方
実際に必要な書類や情報は、サービス側の案内に従ってください。
ステップ4:料金と契約条件を確認する
有料相談を利用する場合は、料金、相談時間、助言の範囲、キャンセル条件を確認します。
ステップ5:助言を踏まえて判断する
提案内容を持ち帰り、自分の家計や目標に合うかを検討しましょう。必要に応じて別の専門家の意見を聞くことも選択肢です。
オンアドと他の資産運用相談先の比較
| 相談先 | 特徴 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| オンアド | 金融商品の販売ではなく助言を中心に提供してきた | 現在の受付状況、料金、助言範囲 |
| 銀行・証券会社 | 金融商品の購入や口座管理と合わせて相談できる場合がある | 手数料、商品選択肢 |
| 独立系FP | 家計、保険、住宅、老後など幅広く扱う場合がある | 資格、専門分野、報酬体系 |
| IFA | 金融商品仲介業者として商品の提案を行う場合がある | 所属金融機関、手数料 |
| 公的な金融教育情報 | 資産形成の基礎知識を無料で学べる | 個別の投資助言は原則受けられない |
無料か有料かだけでなく、相談内容、料金の透明性、利益相反の可能性などを比較しましょう。
オンアドに関するよくある質問
Q1. オンアドは無料で相談できますか?
過去には無料ガイダンスが案内されていましたが、専門的な有料相談とは別です。現在の実施状況は確認が必要です。
Q2. オンアドの相談料金はいくらですか?
2022年の公表情報では、60分22,000円(税込)の有料面談が案内されていました。現在の料金とは限りません。
Q3. 投資初心者でも利用できますか?
過去の案内では、資産形成の基本やライフプランに関する相談が紹介されています。現在の対象者や受付条件は確認してください。
Q4. NISAやiDeCoについて相談できますか?
公表資料では、NISAやiDeCoなどの制度に関する相談が紹介されています。具体的な対応範囲はコースによります。
Q5. 個別株や投資信託について相談できますか?
公表資料には個別銘柄の推奨を含む助言が紹介されています。ただし、契約内容や現在のサービスによって異なります。
Q6. オンアドに相談すれば必ず資産が増えますか?
いいえ。投資には元本割れのリスクがあり、専門家の助言を受けても利益は保証されません。
Q7. オンアドは金融商品を販売していますか?
金融商品の販売を行わず、助言に特化することを特徴として公表してきました。現在の事業内容は最新の公式情報で確認してください。
Q8. すでに投資している人でも相談できますか?
過去の案内では、現在の資産配分や運用方法に関する相談も紹介されています。
Q9. オンラインで相談できますか?
オンラインを中心としたサービスとして案内されてきました。現在の面談方法は確認が必要です。
Q10. 相談前に準備するものはありますか?
相談したい内容、家計、保有資産、将来の目標などを整理しておくと役立ちます。必要な書類は申し込み時の案内に従ってください。
まとめ|オンアドは資産運用を見直す相談先の一つ
オンアドは、金融商品の販売ではなく、資産運用やライフプランの助言を中心に提供してきた投資助言サービスです。
- 金融商品の販売ではなく助言に特化する方針
- 人生設計や資産形成・運用に関する相談を案内
- 資産配分やリスク許容度について考えられる
- 個別銘柄に関する助言も過去の資料で紹介
- 無料ガイダンスと有料相談は別
- 現在の料金と個人向け受付状況は要確認
- 専門家の助言を受けても投資成果は保証されない
資産形成で大切なのは、短期間で大きな利益を狙うことではなく、家計や将来の目標に合った運用方針を考えることです。
相談サービスを選ぶ際は、料金、助言の範囲、現在の受付状況を確認し、必要に応じて他の相談先とも比較しましょう。
参考情報
※本記事は2026年10月時点で確認できた公表資料をもとに作成しています。現在の個人向け相談の受付状況や料金を保証するものではありません。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身で行ってください。

